シネフィル母ちゃん

君の名前で僕を呼んでのシネフィル母ちゃんのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.8
Filmarksの試写会にて鑑賞。

なんかもう本当に好きすぎてスクリーンに顔をうずめたくなった!!!
太陽の光、木々の緑、そよぐ風、水の流れ、何もかもが美しい夏の北イタリアの町と、そこで繰り広げられる切なくも甘い恋愛。
それだけでも満足なのに、そこに流れるピアノの旋律がこれまた素晴らしくってね、、こんな組み合わせなんて…ずるすぎるって……ああああああ最高。

初恋?の幸せと、期間限定の恋愛の切なさが上手く混ざりあってる傑作!!
そして、そんな素晴らしい作品をますます最高の最高の最高最高最高にしているのは主演の2人!
美少年にも程があるだろ!ってくらい顔が整いすぎのティモシー君と
色気がダダ漏れしすぎてうっとりしてしまうアーミーハマーさん
完璧無敵な主演コンビだった。
2人の視線の変化も良かったなぁ、、

そして、悪い人や意地悪する人が誰一人登場しないってのも素敵!
エリオのご両親も息子との距離がとても近くて、息子の恋愛にすごく理解あるし、名言のオンパレード。
特に、エリオパパのセリフは、たくさんの愛が詰まっていて涙止まらなかったなぁ。

この映画は、ラストシーンの中にエンディングクレジットが流れてそのまま終わるタイプなんだけど、このラストシーンの素晴らしさったらもう……。
生涯ベストに余裕でランクインするくらい大好きなエンディング。。
ティモシー君は美少年だけじゃなく、演技も素晴らしいんだなーってびっくりしたよ(思い出し泣き)
あの長回しはツボすぎる。
大好き。
クレジットが流れてるからもうこの作品が終わるのはわかってるのに、「お願い…終わらないで…終わらないでくれ…照明よ…つかないでくれ…お願いぃぃぃいいいいい」って、観終わってしまうのが寂しくて悲しくなるほど。

観終わってからも、余韻が全く抜けなくてしばらくボーッとしてしまい、大変だった。

桃のシーンもとても印象的だったし、早くまた観たい!もう一度この物語と向き合いたい!そしてやはりスクリーンに顔を埋めたい!