このレビューはネタバレを含みます
CMBYN観てきました。
うっかりCall Me By Your Name のチケットくださいって言いそうになった。
邦題は直訳で、でもこれ以上どうやって訳しようにもできないっていうもどかしさから、原題で呼んでたんですよねー。
やっぱ原題のがしっくりくる。無理に日本語にしなくていい。
イタリアの夏。カラッとして日差しはオレンジで、自転車日和で。我慢できなかったら川に飛び込む。夜は星と月の明かりと木の葉の音だけ。余計なものがなくて静かで涼しい。素晴らしい…
とても美しかった。絵だけじゃなくて、音楽も。主人公の内気な少年の頭に流れる音楽なんだと感じさせてくれる演出。
うまく言えないけど、同性愛に悩んでる描写は少なかったゆえに、気持ちとしてはよくある異性愛の映画とそんなに変わらなかった。フラットに観られたと思う。
タバコとハエ(写り込んだのか?と思っていたけどそうじゃない。あれは意図的に入れてる。果実に群がる虫のようだった。)とアプリコットと桃はメタファー。水の対比は火。夏の対比は冬。