ジョジー

君の名前で僕を呼んでのジョジーのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.7
私の拙い文章力と語彙力では到底表現しきれない作品でした。とてもとても良かったです。下手にあらすじを織り交ぜた感想は書けません。観終わってもまだ心動かされてます。
美しく、甘く、切なく、苦しい… 輝き、はじける若さに見惚れ、嫉妬さえ覚えます。初めて味わう恋の素晴らしさ、もどかしさ、そして痛み… あの頃にしか味わえない感情。お互いを追う視線、何気なく触れる手と手。
北イタリアの避暑地の景色もさることながら、陽の光をうけるエリオとオリヴァーがとてもまぶしくて、スクリーンから目が離せなかったです。想いあう彼らがお互いの気持ちを尊重しようとするところもいい。
終盤は涙が溢れてぼろぼろ、そのままエンドロールでもずっと泣かされました。かけがえのない、だけど悲しさも残るひと夏の思い出が、これからを生きる彼らの糧になったに違いないだろうと…。そう、何ひとつ忘れないよね、きっと。
LGBTの括りにとらわれない青春映画。もしかしたら、個人的に今年一番の作品かも! もう一度観たいと思えるほど、素晴らしい作品でした。Call me by your name and I'll call you by mine. ため息しか出ません。

主演のティモシー・シャラメ君、美しいだけじゃなく、噂に違わぬ素晴らしい俳優さんです。17歳の男の子の繊細な感情が自然と伝わってくる。
そして、アーミー・ハマーさん、今までお顔が好きじゃないとか色んなこと言ってごめんなさい。その彫刻のようなお顔、素敵です。感情を抑えるところとか、もう心掴まれました。
脇を固める俳優さんたちも良かったんですが、もうこのふたりに釘付けだったもので(^^; あっでもお父さん役の方、ホアキン・フェニックス似だなぁなんてサラリと観てましたが、終盤良かったです。

※5/1再鑑賞。2度目はこの時こんな気持ちだったんだなぁとか、オリヴァーとエリオの気持ちを察することができることもあり、また違う楽しみ方ができました。何度観てもいいです。

※6/16再々鑑賞(出町座)
※7/2再再々鑑賞(出町座)