もすり

君の名前で僕を呼んでのもすりのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.5
好きな人を待ってベッドに入らず机に突っ伏している夜とか、ついしてしまったスキップとか、出発する乗り物の高揚感と喪失感とか、悲しくて駅のベンチで動けなくなるのとか、

美しい北イタリアで美しくあったことは、そんなに美しくはない東京の小平でも、あったよ。あるんだよ。青い部屋から見える緑が。

作中、エリオの父親は、「心は衰える」と言った。「痛みを葬るな」とも言った。

暖炉の前で泣くシーンがとってもよかった。

Bandoleroの「Paris Latino」好きな曲だよ。
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