ちょっとぉ何これ!?
こんなにすごい映画は久々!
若者の青春映画と思ってナメてかかったらとんでもない目にあう。
特に特に特に!最後の3分半の長回し!!あのエリオくんの感情に共感ができない人なんていないのではないかと思ってしまう。演じたティモシーくん、最高すぎ。
10代、それもハイティーンっちゅうのは成長期でもあり反抗期でもあるけれど、とてつもないエネルギーが内側から溢れ出てしまって、実際のところ周りよりも当事者である自分自身が1番扱い方に苦労している。その大切な大切な繊細で不安定な時期のことをこんなに正確に表現することなんて普通できないわ。あの桃のシーンがまさにそれよね。主演を演じたティモシーくんが役をもらったときに、若者の心の中を映す窓のような作品とおっしゃっていたそうで、若い子たちが観ても共感ができるところがたくさんあるに違いないわ。
もちろんパパも最高に素晴らしい。そして全て分かってても何も言わずに息子を包むママンも最高。愛に溢れた作品だったわ。