このレビューはネタバレを含みます
新宿シネマカリテにて鑑賞。
小さい映画館ってたまーにしか行かないけどなんかいいね。
17歳の一夏の恋、ってとこの美しい映画。
イタリアの綺麗な自然と、ピアノのメロディーとでとっても美しかったんだけど。
綺麗なところだけじゃなくて17歳の少年の性的なことに対する興味的なこともはぐらかしたりすることなく描いてて、別に恥ずかしいことでもないけど、それも美しいものの１つだった。
男性同士ってとこが普通と違うみたいなかんじで見られがちだけど、特に周りが気になって踏み込めない、とかでもなく単純に、好きな人ができて、嫌われたくなくて、でも触れたい、一緒にいたい、でも他に好きな人いるかな、とか。焦る気持ちって性別関係ないと思うんで単純に主人公に感情移入して年上のハンサムなおじさんに恋してるような気持ちに一緒になりました。笑
このレビュー欄見てると美しい感想ばかりなので大変恥ずかしいんですが、この映画の大半、主人公の、「オリヴァーに抱かれてえ〜〜〜〜」の感情しかないと思うんですね。はい。
気持ちが通じてからはまじでいろんな意味で良すぎて、劇場にいた女性みんな女性ホルモン100倍放出されて腰が死んだと思います。すいませんでした。高校生か大学生くらいの女の子2人組が見た後私達には早かったね…って動揺してました。
父親の台詞が良くて、自分の感情に嘘つかない、肯定して、受け入れてあげること。過ちとかじゃなくて大切な大事な一夏の恋になったこと、切なかったけど、良かったなあと思った。きっと次の恋が来た時に美しい記憶になるはず。
うん、美しい映画でした！！
主題歌が美しくて甘酸っぱくて本当に物語に合ってて最高！
