このレビューはネタバレを含みます
ただただ美しい…という印象。
ストーリーに関しても繊細で脆くて儚くて美しい…と思っていたけれど、どうしても、オリバーに2年間ずるずる付き合ってる彼女がいて婚約したという事実が発覚した途端、全て忘れないと言ったどの気持ちにも思い出にも、どこかにはエリオに話すらしなかった彼女がいたのかと思うと腑に落ちない。
そこからの焚火の前のエンディングは素晴らしいけれど、気持ちとしては納得いかない。
そんな私は大人になれていないんだろうか…と、もやもや。
そんなかんじでした。
お父さんの言う 特別な友情 をそのまま受け取れば…いや、やっぱりもやもやする。
お父さんをはじめ全員が穏やかで優しく、美しい音楽と映像と、美少年、そんな雰囲気を楽しむ映画、という感想になってしまいました。
もうすこし経ってから見たらまた違う感想になるのかもしれないな、とも思います…