ろ

君の名前で僕を呼んでのろのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.3

一瞬の煌めきも、ぼくはわすれない。

あの夏、突然に君はやってきたね。
バレーボールのあの瞬間、ダンスホールで輝く君。
本当は、皆の視線を集めちゃう君のことがたまらなく好きだった、自分でも信じられないぐらいに。
こんな気持ち、はじめてだよ。


相手に知られまい。でもガマンできない、気付いてほしいというこのジレンマ。
「肝心なことは何も知らないんだ」と肩をすくめるエリオの心の動き、とてもリアルでした。


「もっと早くお互いの気持ちに気付いていたら、そうしたらもっと一緒に過ごせたのに」
寄り添う二人があまりにも愛おしくて。わたしは泣いてしまいました。

離れるのがつらくてつらくて、互いの顔すら見られない別れ際。
そうだ、本当につらいとき人は、泣くことも手を振ることも、列車を追いかけることも、できない。
エリオが、「迎えに来てほしい」と泣き崩れる姿。思い浮かべると、また胸が熱くなります。


「心も体も老いていく。今のこの気持ちを、痛みを忘れるな」
この言葉に救われるのは、エリオだけじゃないよ。



君はエリオ ぼくはオリヴァー

君の名前で僕を呼んで











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