すごく美しい映画だった。
主演の2人もさることながら、背景が一々美しかった。
それに何度かBGMを放り込んでいたが、それ以外は風や虫の飛ぶ音などの周囲の自然の音が何の違和感もなく入ってきていたのも良かった。
同性愛をテーマにしていて、なおかつ舞台となる時代が1983年と今よりもLGBTQに対する理解がなかった時代であるのにも関わらず、そういうLGBTQをテーマにした映画にある要素(主人公のセクシャリティを反対する親とか)がいい意味でなかったので、普通の恋愛映画として観れた。
終盤の主人公の父親の言葉には感動してしまった。
メイン2人の演技は非常に素晴らしかった。
特にティモシー・シャラメは良かった。
エリオの心情の機微を見事に演じてたと思う。
