shimiyo1024

君の名前で僕を呼んでのshimiyo1024のレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
2.2
ランニングタイムの半分近くは占めていると思われたロメールの文法をトレースしたカット、それは気持ちいいですよ、ただそれは快楽原則に逆らえないってだけで…
そんなロメール愛ゆえにその他のカットとのギャップに苦しむというのもありつつ(WW1のモニュメントでの長回しとか流石ですよ、でもあの所々の小休止的な音楽の付け方とか…)、何と言っても話がつまらない(スリルがない、これは単純に行為そのものがとかではなく、全然直截的じゃないですか?)ので、とにかくロメール的な快楽の記憶を小出しに呼び覚まされながらも全く話にノレないという状況に脳が混乱しっぱなしで、個人的には堀禎一を観たとき以来の苦痛を感じっぱなしだった…

ただ、終盤、パパとのサシ対話以降は良かった