本当に綺麗で美しい映画
少年の一夏の、恋の思い出
晴れやかな避暑地で夏を過ごす17歳の少年の元に、仕事で24歳の青年がやって来て一緒に過ごすことになる
一緒に過ごす内に少年はだんだんと青年に惹かれていき、恋心を抱くようになる…
北イタリアが舞台という事もあって出てくる景色の何と美しいこと
カラッと晴れていて何とも清々しい
恋をしたのがたまたま男だった
けどたとえ性別が同じであろうと恋をしたことには間違いがないのだ
お父さんの言葉が何とも心に刺さる
感じた痛みも、感じた喜びも全部忘れる事なく持っていけばいい
大人になろうと無理に悲しみを削ぎ落とすということはしないでいい
そんなニュアンスのことを言ってましたかね
感じたまま、素直に生きていけたらどんなに良いだろうと思えました
何ひとつ忘れない
正にその言葉通りの、綺麗で美しい作品でした