まこと

君の名前で僕を呼んでのまことのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.3
「ボクがどれだけ幸せか、君に分かる?」
なんて素敵なおとぎ話や…

イタリアの田舎の街並み
クラシック音楽
ダビデ像のような体
ある意味、夢の国のようなアート世界。

同性愛の話ではあるけど、たまたま好きになったひとが同姓だったってだけだ。

この映画を観てから帰りの車の中でずっと考えていた。
日本では(というか世界でも)浮気、不倫、近親愛などは法律で禁止されている。
確かに人の伴侶と関係をもつのはいけないこと。そんなのは小学生でも知ってる。

でも、ホントにそうかなぁ。
たまたま、好きになった人が誰かの奥さんだったり、誰かの彼女だったりすることだってある。
そう、たまたまだ。

別に不倫や浮気を肯定する訳じゃないんだけどね。

そんなこんなで、この映画を観てからというもの、じゃあ人を好きになるって何だわさってずーっと頭の中をグルグルしてる。
同姓だったり誰かの伴侶を好きになること『だけ』もいけないことなんざますか。
そこらへん週刊文春は何て言ってるのかしら。



劇中の彼らは答えを出さない。
「君の名前でボクを呼んで。ボクの名前で君を呼ぶから」
お互い好意に気付き、行為に及ぶけど、好きと言わない。
終盤の電話のシーンはグッときたし、エンドロールは今年イチ心を奪われた。


とにかくサントラが良いので、これはすぐにポチッと。
劇場で観て良かったわ。

また80年代っていう時代背景もいいのよ。今だと何でもスマホで連絡が簡単に取れすぎる。

あたしゃの青春時代はねぇLINEなんてものはなくEメール、いや何ならCメールとかだったから、付き合いたてのカップルが、WILLCOMを2人で契約して、お互いの連絡先しか登録しないで定額の話し放題で夜電話してたもんよ。何なら中学生の頃は家電を使って長電話してた。
ってここまで書いて今の若者WILLCOMなんて知らないわよね。
チョベリグッ!