AIRI

君の名前で僕を呼んでのAIRIのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.3
ひたすら美しい。2人の間にできた絆は私には想像出来ぬほど苦しく、かつ美しい。抑えきれぬ感情の渦にこちらも巻き込まれ、最後はとてつもなく切ない。でも愛の美しさって切なさと紙一重。それは同性愛だけに言える話じゃない。本当に真っ直ぐで純粋。それほどの恋愛とか経験って私は一生出来ないんじゃないかってこの映画を見て思った。それぐらい2人の愛は優しくて綺麗。そして最後の父親の言葉。痛みを葬ってはならない。その痛みでさえ、人生の糧であり愛おしい。
イタリアの風景とファッションと音楽と、全てがお洒落で、ずっと美しい絵画を見ているようでした。ピアノの音色と透き通った水はこんなにも芸術的なんですね。とにかく私はティモシーくんが好きです。
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