たいち

君の名前で僕を呼んでのたいちのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.0
こんなにも、観た感想を色々な人と語り合いたい作品は初めてかもしれない。

僕はこの映画を見て、共に恋愛対象は男だが、女の子同士で付き合っていた知り合いのカップルを思い出した。
恋愛に例外はあるのだ。エリオとオリヴァーも基本的にはノンケで二人の愛も例外的なもの。だからこそ、肉体的な愛情よりも精神的な愛情をもっと全面的に描写して欲しかった。性別を乗り越えるほどの何かを。あれでは綺麗なAVになってしまう。

また、エリオと両親との距離感も気になった。エリオが父親に、もう少しでマルシアとヤれそうだった話をするシーンや、母親に膝枕をしてもらいながら小説を読んでもらうシーンでは、「そんな17歳いねぇよ!」とツッコミたくなる程。でも、そんな関係性の両親だったからこそ、エリオとオリヴァーの愛を肯定してくれたのかも。父親が二人の愛を肯定するシーンは心にグッとくるものがある。

前半は展開があまり無く、正直、退屈だったが映像は本当に美しい。全秒、美しい。

また、フルーツ姦というジャンルを知れて良かった。