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君の名前で僕を呼んでのmakoのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.0
《2018#138》

1983年夏、北イタリアの避暑地。17歳のエリオ(ティモシー•シャラメ)とアメリカからやって来た24歳の大学院生オリヴァー(アーミー•ハマー)の物語。
父の助手で夏の間エリオたち家族と暮らす。

二人の一夏の出会いと別れ。
北イタリアの素敵な風景とお互い想いあい、恋の痛みや喜びが瑞々しく撮られていて良い映画だと思いました。

自分を押し付けることなく、相手を尊重するので爽やかな感じを受けました。
悪い人がいないというのも良かった。
エリオの両親もオリヴァーの事を理解し、エリオの事も理解してくれる素晴らしい両親だなと思いました。
80年代だとまだまだ同性愛に厳しい偏見がつきもののはずなのに。劇中でもオリヴァーが自分の親なら矯正施設に行かされるというのがあり、いかに寛大な両親かが分かりました。

主人公のティモシー•シャラメは美しい顔立ちだし、オリヴァー役のアーミー•ハマーは背が高く素敵な男性でどちらもタイプは違うけどイケメンで目の保養にもなる映画でした笑
BLが好きな友達と鑑賞しましたが、友達も良かった〜♡と言ってました笑

タイトルは劇中で明かされますがなるほどなと思いました。

同性愛ですが観てみるとお互い女性との付き合いがあり、ゲイという訳ではありません。お互いの人間性に惹かれ、たまたまそれが同性だったということかなと思いました。 

劇場#68
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