megumishibuya

君の名前で僕を呼んでのmegumishibuyaのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.5
2回目観た後に、なんだかレビューを書き換えたくなったので。
なんか....中毒になっちゃった。美しすぎて、切なくて苦しくてら甘酸っぱくて幸せで、そしてなんと言っても一流の絵画を見たような豊かな気持ちにさせてくれる映画です。北イタリアの避暑地の風景と雰囲気、彼らのファッション、音楽、すべてが最高なのですよ。
アカデミックな両親と、知性と才能に溢れたエリオット、キラキラとしてた夏の風景、とても綺麗で切ない。

"later"がもう二度とないこと。
恋の喜び、苦しさ、その深いところが描かれていた。

最後のお父さんの言葉は何度観ても良い。
"叶わないな、尊敬できると思える人に恋できることは幸せだ"
"一緒に過ごした喜びは忘れてはいけない。苦しみや痛みを葬っちゃいけない。苦しみたくないからといって、感情を無視して付き合ってはいけない"
はぁ深い。感情を無視して付き合うのって、時間の無駄だということ。
諦めるってもう愛じゃないよね。

次回作が楽しみ。