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君の名前で僕を呼んでのmanaのネタバレレビュー・内容・結末

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後まで美しかった。
エンドロールまで美しい。なんだこれは。

イタリアのどこかでの、素晴らしい一夏。

ただただ、エリオが羨ましかった。
こんな経験が出来る事、素晴らしい環境、全てを悟った上で優しく見守ってくれる母親、私がついていると言って優しく指南してくれる父親がそばにいる事。

「痛みを葬るな、感じた喜びを忘れずに」
父親との対話シーン、何度でも観たい。
もし子供が出来たら、こんな親になりたいと思う。
私が気付かなかっただけで、17歳のころ私の周りもこんな風に、付かず離れず温かく見守ってくれていたのだろう。ありがとう、と言いたい。

2人がバスに乗ってから、幸せ過ぎて切なくて泣けてしまった。

君の名前で僕を呼んで。
エリオは、これから自分の名前と共にオリヴァーを思い出すだろう。
それはきっと結婚や出産を上回る、"運命を共にする"と同義だと思う。

素晴らしかった。
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