きれいでかなしい。
きれいがゆえかなしい。
美しい自然豊かで富裕な土地にすむ青年のもとに、父の知人の若い学者がやって来て、青年が人と親密になることで生まれる特別な感情をしる話。
途中で悲しくてこれが生きてるということなんだよ……こういうときに生きてることを感じるだよ……でもしにたい……このまま死にたい……という気持ちになった。
とにかくロケ地が素晴らしい。
天国か?と思える景観なうえに、
いなか臭くないお洒落さ。くだものとかなってるし。
おまけに家も清々しいほど快適そうでおしゃれで文化財産が豊富で最高である。楽器もひけるし。
ひねくれた人間もいないし、幸せで溢れた世界。それなのに、いや美しいがゆえに余計に悲しく儚いのだ。