映画館でやってる間に行きたかったのだけど
結局行けなくてやっとこさ鑑賞。
原作読破していたので
流れとか展開は分かってたけど
あまりにもティモシー・シャラメ……!!
青春映画なんですよ、これどう考えても。
1人の少年のある夏の恋のお話。
原作読んでから見たおかげで
ティモシー・シャラメ演じる
エリオの表情見ながら
今心の中ではこういうことを
思ってるんだろうなってのが見えたので
それがとても良かった……
私は原作→映画の順番を勧めたい。
オリヴァーは大人だけど
考えてみればエリオはまだ17歳の子供。
最後には現実というのを突きつけられ
心が傷むのだけどあのラストが
私はめちゃくちゃ好きです。
まさかあのアングルで終わらせるなんて。
これまで見た映画で
一番好きなエンドロールは
ウェス・アンダーソン監督の
『ダージリン急行』だったのですが
ついにこの映画が超えました。
脚本を書いたのが『モーリス』の
ジェームズ・アイヴォリーで
一部あの映画と被るシーンがあったのも良き。
見終わった後のこのなんとも言えない気持ち。
家で友達と見ていたのだけど
お互いに虚無に陥ってしまって
これをどうしようかと2本目は
全くジャンルの違う
『インクレディブル・ファミリー』を
見るほど耐えれず引きずる……
小説もこれで終わりではなく
続きがあってこの映画も
続編構想があるのだそうけど
その時にエリオがこの時から
どのくらい成長したのかが
個人的には凄く楽しみ。