念願叶ってようやく観れた。
繊細さが行き届いていた。
小さな動きや見逃してしまいそうな所にも想いが入っている。
抑圧や苦しんだりのマイナスの要素が物語として発展していくのはよくある事だけども、
エリオとオリヴァーの恋愛はそこではなく(もちろんそれもあるけれど)奥深くの魂の触れ合いとでも言えばよいのか
大切なものを大切にする
君が君に会えたら
他者を通して自分に近付く
森や流れる水や太陽といった自然のように自然
脆くて確かなもの
感じたものをそのまま受け入れること
出てくる人たちの優しさや大きさがファンタジーなのではないかって位だけど、こうありたいと思う。
ラストシーンが優しくって残酷。1つの成長として見守る父。と母。
うまく言えないけども、一瞬でもこの映画のような気持ちを感じる事が出来たなら、
生きているっていうのは悪くないって思える。