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君の名前で僕を呼んでのnaのネタバレレビュー・内容・結末

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

街並みと演者と音楽と音が美しい映画だった
お別れのハグが切なすぎる、、

最後のお父さんの言葉が素敵すぎたので、、

お前と彼の間には知性だけではない全てがあった。彼は善良だ。お互いを見出せて幸運だった。お前も善良だから。
思ってもいないときに 自然は狡猾な方法で人の弱さを見つける。そんなときは 私がついてる。今は何も感じたくないだろう。二度と感じたくないかも。それにこういう話をしたいのは私とではないだろうが、お前は確かな何かを感じた。お前たちは美しい友情を得た。友情以上かもしれない。うらやましく思う。
多くの親は早く終わらせたいと願い、息子が冷静になることを祈る。私はそういう親ではない。
人は早く立ち直ろうと自分の心を削り取り30歳までにすり減ってしまう。新たな相手に与えるものが失われる。
だが何も感じないこと、感情を無視することは あまりに惜しい。
私は逃してしまった。お前たちが得た経験を。何かが常に私を抑えた。または妨げたのだ。お前の人生はお前のものだが、忘れるな。心も体も一度しか手にできない。そして、知らぬうちに心は衰える。肉体については誰も見つめてくれず、近づきもしなくなる。今はまだひたすら悲しく苦しいだろう。痛みを葬るな。感じた喜びも忘れずに。


オリヴァーの結婚の知らせが苦しい。結婚報告を電話で受けた時の両親が電話を切った後の表情が、、そして最後のティモシーシャラメの涙が、、
本気で恋をして相手を大切に思うからこそ、感情のまま突き進むことは簡単ではないんだな。
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