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君の名前で僕を呼んでのsorakaraのネタバレレビュー・内容・結末

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ずっと観たかったやつ。すごく綺麗な映画でした。
北イタリアの避暑地、いいなぁ。
街並み、空の青、強い陽射しとか、どれも美しー。木陰でアプリコットジュースのみたい。

17歳の少年エリオと、ひと夏の間アメリカから来た24歳の青年オリヴァーが惹かれあい恋をする話。
出会ってすぐ、お互い磁石みたいに惹き寄せ合った相手が、たまたま同性だったらもう仕方ないよな…と思う。

エリオの両親が本当に素敵。
終盤、お父さんがエリオに語った言葉がめっちゃジーン…。
「感情を無視することはあまりに惜しい。痛みを葬るな。感じた喜びも忘れるな」みたいなセリフ。

あんなに強く想い合っていたのにな。
結婚…か。せつない。
もし2人が異性同士だったら?
どれだけ遠距離でも、恋人がいてもそっちと別れて、2人の関係が続いたんじゃなかろうかと思うとやはり悲しかった。

そして、ただ綺麗なだけでなく「にんげんだもの」って感じの描写もしっかりあるのが良いです。はい。

主人公を演じたティモシー・シャラメくん、どこかで見たと思ってたら「インター・ステラー」に息子役(少年時代)で出演してました。
端正な顔立ち…。ほかの出演作も観てみたいです。
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