Arbuth

君の名前で僕を呼んでのArbuthのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
3.1
記念すべき今年50本目ー。
前から気になってたシリーズ。

正直言うとあんまりハマんなかったです。
北イタリアの避暑地の夏の風景はとても綺麗だったし、主演の2人も自然体でかつ体を張った演技は素晴らしかったけれども、いかんせんちょっと単調で冗長過ぎた…。
長いし、途中で眠くなって、何度か止めて3日くらいかけて観ました。

2人が気持ちを繋ぐまでも繋いでからもメリハリや盛り上がりが薄く、起承転結の「転」にあたる展開が感じられず。もうちょっとシャープにまとめられたんじゃないかなという印象でした。

相手を自分の名前で呼び、自分を相手の名前で呼んでもらうという愛情表現は同性ならではなのかな、と思った。異性とだとあまりピンと来ないけど…同性の方が相手と同化したいっていう気持ちが強まるのかも。推測でしかないけど。

終盤のお父さんの言葉は息子への大きな信頼と愛情に満ちていて素敵でした。いつか自分が親になったらこんな風に子どもに接したい。
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