Tai

君の名前で僕を呼んでのTaiのレビュー・感想・評価

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)
4.3
忘れたくない、忘れちゃいけない想い。

君の名前で僕を呼んで。
ん?君が僕を呼ぶのに君の名前で読んじゃったら、返事をするのは君なわけで?そしたら君が呼んだのに君が返事をしちゃうから、僕が返事するターンが永遠に来ないのに?それをお願いして……⁇
タイトルを初めて目にした時は、そんな混乱したことが印象的すぎましたね。
ただの比喩的な表現かと思ったら、本当にそういうシーンがあるんですよね!
もっとあなたを感じたいという想いをこういう表現にするのは、すごく詩的で素晴らしかったです( ´∀`)b

映像もすごく好みで、特にカメラワークが好きでした◎
特にあの広場の円い柵に沿って歩きながら「君には知って欲しい…」というシーン!
もう、あの心情を感じさせる視覚効果がヤバい!そしてその後のティモシーの仕草!
腐女子さま方がよく言う「尊い」を実感した気がしました。

そして、町並みも、自然も、人物も、その全てによって、沢山のカットが絵画や彫刻を観ているかのような美しさでした。
その雰囲気が内容と相乗効果で魅入ってしまいましたね!

17歳と24歳の青年同士による恋の物語ということで、LGBTQの作品として話題を呼んでいましたが、確かにこれは同性愛でないと出来ないお話でしたね。
これ、例えば年上のお姉さんとの恋物語だと、単純に〝ひと夏の恋〟で終わってしまうのですが、本作では、この2人の関係を通して人が人を愛する形というものを意識させてくれる作品となっていました。
本当にこの後『サスペリア』撮った監督なんですか⁇笑

あの、要所要所で出てきたハエさんが良い仕事しすぎてて野生なんだか、タレント動物なんだか、CGなんだかわかりませんでした!
ハエすら汚く見えないという不思議作品。こんなん『ウォーリー』のゴキ以来です。笑


今回は『Filmarks × ヒューマントラストシネマ渋谷 ”名作を映画館で観る!”プロジェクト』で劇場鑑賞が叶いました。
ついこの前『メランコリック』の上映会がコロナ影響で中止してしまったので、無事開催できるかヒヤヒヤでしたが、観ることができて良かったです(о´∀`о)
上映開始にFilmarksのロゴが出た時にテンション上がりました!ここにいる人達みんなユーザーさんなのかと思うと親近感がすごかったです。
フォロワーさんいるのかな?とか考えて1人ソワソワしてました。笑