君の名前で僕を呼んでの作品情報・感想・評価

君の名前で僕を呼んで2017年製作の映画)

Call Me by Your Name

上映日:2018年04月27日

製作国:

上映時間:132分

ジャンル:

あらすじ

「君の名前で僕を呼んで」に投稿された感想・評価

miwan

miwanの感想・評価

4.8
表現する術がわからず戸惑う者と、表現を抑えることに葛藤する者。
爆発させるスイッチがわからずもがく者と、スイッチへ延びる手に躊躇う者。
前者はティモシー・シャラメ演じる高校生のエリオであり、後者はアミハマ演じる大学院生オリヴァ。

「君の名前で僕を呼ぶ」ことは、お互いの欲求と抑制の最大公約数であるような気がする。名前を大声で叫ぶことにより自分の隠し切れない気持ちを相手に伝え、自分の名前を口にすることで、糸が切れないよう自分自身に訴える。

北イタリアの避暑地が舞台であるというだけで、甘酸っぱい匂いがする。そして、生い茂る草の青々しい匂いがスクリーンから立ち込めてくる。
素朴で絵画のように素敵な風景は、秘密の場所でいっぱいだ。

「ひと夏」という、これまた喉の奥がキューッとなるような時間の流れのなかで、エリオとオリヴァの感情が交差していく。そして、お互い微妙に変化していく。鼓動はゆったりしているのにドキドキする。

ティモシーくんの青々しさがたまらないし、アミハマの強さと弱さのバランスがたまらない。
エリオのお父さんとお母さんもとっても素敵。

いつもと同じ日常の中で暖炉の火に暖まるエリオは、こちらから見れば雪空に震えるエリオだった。切なくて酸っぱい。
素敵な作品。
僕の自堕落な生活さえ美しく感じるほどまぶい。
kudakazu

kudakazuの感想・評価

3.9
理解のある両親、特に父親が素晴らしい。父親もおそらくバイセクシャルなのだろう。
ただ、なんというかやはり男男モノは苦手、、、。あの美しい映像で、普通の男女のストーリーを観てみたかった。
全部が美しかった
こまち

こまちの感想・評価

4.3
Call me by your name
「君の名前で僕を呼んで」
こんな完璧なタイトル、ある???
好きな映画はなかなか一つに決められないけど、
好きな映画タイトル堂々の一位はこれに決定。

耽美的という言葉がぴったり。
上半身裸率が高い。ピアノ演奏もパンツ一枚。
エリオの美少年っぷりも相まって、ギリシア彫刻みたい。

Because I thought you should know
Because I wanted you to know
曖昧な会話でも核心的なことが伝わってしまう。
チラチラ気にしてるくらいの、その感じ。

これから起こることへの淡い予感、夢中になっているときの多幸感、去った人の忘れがたさ……
北イタリアの爽やかな夏。
恋の綺麗なとこ、全部詰まってる。完璧か。
1996

1996の感想・評価

5.0
30/12/11
うーん、切ない。青春時代の恋愛の瑞々しさと胸を焦がすような思いが交錯するラブストーリー。

イタリアの美しい自然が、これ以上無い最高の舞台で、ピアノの調べが完璧な彩りを加える素晴らしい演出。
それを背景に展開される主演2人のひと夏のドラマ。

同性愛を描きながらも、その根幹は愛する人を思う気持ちを大事にすること。自分自身に素直になること。それを静かに、そしてしっかりと描いていたと思います。

全編通して大きな波は無く、淡々とした作品。その過度な演出に頼らないところが、作品自体の美しさをより引き立ていたと感じました。

互いの別れのシーンも言葉少なく抱き締め合うだけ。そして終盤の父親との会話のシーンも非常に印象的。

俳優陣の演技も皆当然のごとく迫真であり感動的でした。続編の話もあるみたいですが、ここで終わっておいた方が良いかも…笑
おむ

おむの感想・評価

-
同性愛をテーマにした映画でした。
映像も音楽もとにかく最高で、今でもあの夏が恋しくなります。

P.S. 某SNSにてフォロワーさまが、今年度トップ10に入るとおっしゃってて、首がもげるほどめちゃめちゃ頷いてしまいました。有難うございました(*ˊᵕˋ*)
Reir

Reirの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

男性同士のひと夏の恋のお話。

時間軸がやや前にあたり、男性以前に同性の恋愛に風当たりや偏見が今以上に酷かった時代。

やっぱり結ばれませんでしたね、HappyEND好きとしては辛いです。

でもBadENDという感じがしなくて、勝手ですけどTrueENDと思っています。

悲しい終わり方ですが、これが真実というか、あるべき結末とも思えるので。

HappyENDじゃなかったけど、なぜか本当にすごく惹かれた作品です。

ストーリーや進み方、BGMにキャストを含め、全てがとても繊細に丁寧に描かれてて、一切手を抜いていない所が、とても好感です。

そして男性声優さん好きとしては、入野自由さんと津田健次郎さんが吹き替えキャストで嬉しいです。

と言っても、好きとはいえ役に合っていないと吹き替えは1度見て終わりです。

あくまでも本来通りの字幕版で、買いたいほど好きかをもちろん楽しみながら観ます。

その上で、ぴったりのキャスティングだと思うので、スタッフさんには感謝します。

あとは最後、オリヴァーから結婚報告の電話を受け、エリオが涙を流すシーン。

悲しいけれど、とても美しく綺麗だと思い、ティモシー・シャラメさんに感謝です。

エリオが件の電話で、以前オリヴァーが「君の名前で僕を呼んで」って言った通りに、「エリオ」ってとても愛おしそうに呼んだ所も好きです。

まさかの結婚報告の電話でしたけど。

でも好きですので、あるかもしれないらしい続編にも期待です。
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