君の名前で僕を呼んでの作品情報・感想・評価 - 2ページ目

君の名前で僕を呼んで2017年製作の映画)

Call Me by Your Name

上映日:2018年04月27日

製作国:

上映時間:132分

あらすじ

1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく。 眩しすぎる太陽の中で、激しく恋に落ちるふたり、しかし夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づいてくる。

「君の名前で僕を呼んで」に投稿された感想・評価

shitpie

shitpieの感想・評価

4.5
ほとんど非の打ち所のない傑作。とにかく、古典的ながらもとんでもない恋愛映画だ。オープニングからして、ああ、これはただものじゃない、しかもヨーロッパ映画の伝統に連なろうした映画なんだというのがひしひしと伝わってくる。前日に『ブラックパンサー』を観たからか、なまなましくも粗雑な音響にも驚かされた。

音楽の面からも注目されているけれど、スフィアン・スティーヴンスのオリジナル・ソングの効果的なつかいかたや 80 年代の楽曲のまったくもって自然な劇伴化には舌を巻く。エリック・ロメール的なヴァカンス、知的富裕層のひと夏の恋であるのだけれど(ジャック・リヴェットの『美しき諍い女』の苛烈さをなくしたヴァージョンとも言える)、それがじつにみずみずしく、嘆息してしまうようなうつくしさできりとられている。

“恋人たち”のおもわせぶりなやりとり、遠回しな告白、そして、それらにたえかねてセックスとして爆発させるシーン--美への耽溺とさめた視線が同居した画面に息をのむ。アピチャッポン・ウィーラセタクン監督作の撮影監督が撮った画は、じつに“それ”っぽい瞬間が多く見られる(たとえば、ダンス・パーティーのシーンなどで)。そして、エロティックでありながらもどこか客観的な画には、『ムーンライト』を思わせるものがあり、『ムーンライト』のシネフィル的な欲望(アメリカ人によるヨーロッパ映画への羨望)をもっとナチュラルに昇華してみせた感じはある。

ラジオやアプリコットといった小道具のつかいかたがすごくいい。特に後者のつかいかたは、だれもが思うようなアイディアではあるものの、それを実際にやってのけてしまうのがすごい。あるいは本、自転車、リュック……『君の名前で僕を呼んで』における小道具はかなり興味深い。
貝柱

貝柱の感想・評価

3.7
とにかくもう美しい、写真的な映画。
けどちょっと長かった。

半裸がふつうすぎて、服を着てるのに違和感すら覚えたのは稀有な体験だった!
母が終始素敵
ひと夏の儚き恋。夏の終わりにかけての2人きりの幸せな時間や、お父さんから息子への言葉、ティモシー・シャラメ演じるエリオの喜びや悲しみと向き合う純粋な姿、最後までとても美しかった。
ゆき

ゆきの感想・評価

3.3
アメリカにて鑑賞。
すっっごいスローな映画。(笑)
スローすぎて起きてるのが精一杯でした(笑)
映像はキレイすぎてびっくりしたけど!!

It was so hard for me to not sleep while I was watching this movie haha

このレビューはネタバレを含みます

一度本気で恋をしたことがあるなら、この映画が表現する痛みに共感できるはず。
父親と母親がエリオにかけた言葉が素晴らしかった。
素晴らしい恋愛映画。
mali

maliの感想・評価

4.0
夏の北イタリアの風景とそこで自由に生きる人たちの姿がひたすら美しい😭
好きになった人がたまたま自分と同じ性だったってこともそりゃあるよねーって簡単にしっくりきた。
詩的、という言葉がとても馴染む映画
10代の少年が自身の心の変遷と他者との共存に向かい合い、自分なりの着地点を探す物語。

このレビューはネタバレを含みます

この映画のことを忘れるまでしばらく食べられなさそうなくらい印象的な桃、その発想はなかった。重要なシーンでは、冬でも必ず蠅が出てくるのは、生々しさの象徴というか、夢じゃないよ、って感じに効いてる。
ShowgoBond

ShowgoBondの感想・評価

4.0
Call me by your name - My Movie Review https://youtu.be/W2M3J0bHu9U
Yusuke

Yusukeの感想・評価

3.9
ひとつの恋愛が終わりを告げることが、決して絶望的な終焉でないという、その最も大切な教訓を、素晴らしい俳優が、美しい音楽が、繊細に描き出す。少年は学び、成長し、生きてゆかんとす。決して死なない。

グザヴィエ・ドランは描けないであろうストーリー。大いなるパトスの映画。