君の名前で僕を呼んでの作品情報・感想・評価 - 439ページ目

君の名前で僕を呼んで2017年製作の映画)

Call Me by Your Name

上映日:2018年04月27日

製作国:

上映時間:132分

ジャンル:

あらすじ

「君の名前で僕を呼んで」に投稿された感想・評価

Angie

Angieの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

君の名前で僕を呼んで

激しい愛の衝動を、ただ見つめるカメラ。

穏やかで静かなイタリアの自然に、染まるようで染まらない2人の愛。それは大きな衝動となって2人を包む。その衝動は実に普遍的なものであって、けして葬ってはいけない。ラスト、お父さんの言葉が何よりも身にしみる。

カメラはじいっと見つめるだけであって、けして寄ったりはしない。じいっと遠くから見つめる。長回しが多く、淡々と描くので、カメラの画自体は何にも動きはなく、静か。プラスでイタリアの自然も静かで豊かで、穏やかだ。カメラは私たちをエモーショナルな雰囲気にはしない。だから私たちは2人の恋心に気づかない。気づかないうちに、2人は恋をしていた。2人は互いを求めあっていた。気づかないうちに。これが何よりも美しい。淡々と描くカメラとは対照的な愛。これをけして気づかせようとはしない。

この映画は複数のシークエンスで出来ている。そのシークエンスはけして全部映さない。どれも断片的で刹那的。だからいい。丸々描くのではなく、よく考えられてセレクトされている。

大きな愛の衝動を、できるかぎり抑えたタッチで描きながらも、それを超えてしまうほど美しい2人の愛。ラスト、季節は変わり雪が降る中、焚き火を見ながらチラッと涙を流すエリオ。彼はそうして大人になる。この切ない恋の終わりに、でもどこか希望も感じる。それは、電話越しのオリヴァーの、「けして忘れない」 のおかげか?それとも。
途中まではあんまり。後半からラストにかけてめちゃもってかれましたー!最終的には親目線で涙。。。エリオー!きみはそのまま大人になればいいよー!

そしてハエ多め。
nisa

nisaの感想・評価

4.0
エンドロールがめちゃめちゃ良い。


切ない。


そして登場人物がみんな素敵。


こんなひと夏の恋も良いよね。


頭からもう一度みたいな
kmkngl

kmknglの感想・評価

4.0
夏の北イタリアを舞台に、17歳の少年が、年上の青年に出会い、初めての恋の戸惑いやら喜びやら悲しみを経験する話。

筋書は王道な思春期の初恋ものだけど、その過程の心理描写が精緻。言葉はあまり使わず、仕草や表情、小道具で、心の揺れや変化が描かれていて、ピンと来る人はびしびしシンクロして行くと思います。

あと、主人公の若者2人が美しい。耽美というより、才知溢れ、光り輝いている感じ。きっと、そんな時期を過ぎ去ってしまった大人の、どうしようもない羨望がこの映画のベースなのかな。
ATSUYA

ATSUYAの感想・評価

2.8
わからない。なんでエリオはオリヴァーを好きになったのか。イケメンだから、ムキムキだから、全く共感できなかった。

恋愛に決まりはなくて、いろんな形があると思うが、エリオとオリヴァーは非常にわかりづらい恋愛をしていたと思います。

音楽や街並み、雰囲気はとても美しいと感じました。

とても楽しみにしていたので、がっかりです。
クラゲ

クラゲの感想・評価

4.2
読書ノート[12]

「君の名前で僕を呼んで」観て来た。

美しいピアノのBGMと共に映し出される瑞々しい原風景と果物と恋心。

夏の匂いを鼻先で感じつつ、“奥ゆかしい”と思わず形容したくなる想いの行く末を見守る2時間だった。

エリオが恵まれ過ぎてる感はあるけど同性愛を描いた恋愛映画の中ではだいぶ好きな雰囲気の作品。
ぽ

ぽの感想・評価

3.2
良かったけど長いなぁと感じた。恋愛全てが起承転結が激しくあるわけではないから、このふたりが過ごしたひと夏は同じ屋根の下で、風や水や果物と共にゆっくり流れていったのだと解釈した。

なによりああいう家に住みたいよね!レビューは高いけど私的にはそこまででした!この2人だから絵になるね

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンが…もう、もう…たまりませんでした(泣)。見終わった後しばらくは余韻にどっっぷりと浸っていました…

エリオとオリヴァーが近づいていく様子がとても丁寧に、繊細に描かれていたので、最後のシーンが際立っていましたね。それと、2人がかわす会話も素敵だったな〜。直接的でなく、詩のようなやりとり。久しぶりにこんなに美しい映画に出会いました。

そして主演の2人の魅力的なこと!もう芸術の世界。周りにいるお互いのガールフレンドが色褪せてしまうのも仕方ない。それだけ美しい2人だった…

エリオに語りかけるお父さんのシーンもとても良かったんですが、特にぐっときたのはオリヴァーとの電話のやりとりで、エリオが『エリオ、エリオ、エリオ』って繰り返し言ったところ。これは絶対に『愛してる、愛してる、愛してる』って言ってるよね〜!と思って涙腺崩壊してしまいました…

そして最後のシーン。エリオの表情が素晴らしい!!ここでタイトルきますか!って鳥肌立ちましたし、母親に呼ばれて現実に戻り、映画が終わる。この流れもたまらなく良かったです。
私の中で2018年イチよかったです。

北イタリアの避暑地の情景と純粋な心理描写、音楽全部ひっくるめてとても綺麗なお話でした。
あとこの物語にはこの人嫌い!て思ってしまうような登場人物はおらず、それもあって切ないけど心温まりまた是非とも見返したいと思った。
ティモシー・シャラメくんの憂いある表情がなんとも堪らなかった。
グッドウィルハンティングの博士にとても似たお父さんにも泣かされた。
なにより少しネタバレになるけど、
最後の演出は斬新で、胸がキュッとくる。あれはずるいよお、さすがアカデミー脚色賞。音楽とティモシー・シャラメくんの表情が絶妙にマッチングしてました。
久々にパンフレットを買った作品でした。原作も読んでみようと思います!
塩パン

塩パンの感想・評価

4.1
心と体は一度しか手にできない

水のような愛がある映画だった