君の名前で僕を呼んでの作品情報・感想・評価 - 5ページ目

君の名前で僕を呼んで2017年製作の映画)

Call Me by Your Name

上映日:2018年04月27日

製作国:

上映時間:132分

ジャンル:

あらすじ

「君の名前で僕を呼んで」に投稿された感想・評価

やねぎ

やねぎの感想・評価

3.9
人,建物,自然,スポーツ,読書,音楽
の1コマ1コマが美しい。夏の黄昏時にツリーの下で炎のランプを灯してスパークリングを飲みながら語り合うのも悪くない。
朝の小鳥のさえずりとかも最高でした。
この映画のような毎日を過ごせたらどれだけ幸せなのだろうか。。。(笑)
【誰にも言えないひと夏の恋】
映像や内容がすごく綺麗で心にぐわぁーっとくるものがありました😢
両親の考えやこれからの人生についてエリオの大人への成長が見られました。

エンドロールが素晴らしい🎬
まりか

まりかの感想・評価

4.2
2019年3本目

LGBTを否定するわけではないのだが
やはり画面を通してみるのには抵抗があって、この手の映画はずっと避けてきたけど
この作品はすんなり受け入れることができた。それだけ映像が美しい。

主役のティモシー君すごいな。なんか色々すごい。
セリフが多くはないんだけど、この子の表情がセリフの代わりの様で、何を感じているのかわかってしまう。同い年でまたびっくり。

もう最後にかけては切なくて切なくて、これだけ愛し合えるのって性別とか関係なく素晴らしいな。
相手のことで一喜一憂して。
列車でお別れするシーンはセリフがないのがとてもよかった。

そしてエンドロール!素晴らしかった!
あの演技。わたしも一緒に泣いたよ(笑)
痛いほどエリオの気持ちが伝わってきた。

ただ130分は長い!100分くらいにできなかったのだろうか。
正直前半退屈すぎて見るのやめようかと思った。後半にかけては最高だったのだけれど。

このレビューはネタバレを含みます

面白い。

エリオのピアノ演奏からぐっと引き込まれた。
ため池のような場所での遊泳、その水質がすごく綺麗。
水着を着てビーチバレー、楽しそう。
そんな彼らの生活がとても洒脱。
自然との共生なのにおしゃれ。
 
そしてストーリーは核心の展開へ。
エリオとオリヴァーの禁断の恋。
印象的なのは果物を使った自慰行為。
ところどころアーティスティック。
 
終盤のお父さんの寛容な訓示。
物語が深みを増す。
 
そしてラストカットのせつなさ。
エリオのせつなさ。
カメラはなかなか暗転しない。
監督は思ったのではないか。
永遠を予期させようとしたのでないか。
このまま終わらないのでは、
そう思った時にエリオはふいに振り返り終幕する。
観客はいつもと違う余韻を感じるはずだ。
 
こういう映画をもっと見よう。
Mana

Manaの感想・評価

3.3
街や風景が綺麗ででキャストさんも美しいのに入り込めなくって退屈してしまった。
内容は好みではなかったですが、雰囲気とかはものすごく好きでした。
両親素晴らしい。後半のお父さんの言葉には感動しました。
もっと大人になってから見たらまた考え方変わるかもしれない。
1983年北イタリアの片田舎。17歳の美少年エリオとアメリカから来た美青年オリヴァーとのじれったい一夏の恋の物語。同性愛を秘め事にしないといけない苦しみがあまり描かれないのが現代的。親が大学教授で田舎の優雅な生活が素敵過ぎる。エリオがオリヴァー不在の部屋に忍び込み彼の水着を被るシーンがいじらしい。二股だがエリオと彼女との屋外での初体験が微笑ましい。互いを自分の名で呼び合うって何のプレイだ?自己愛?アプリコットにファックしておいて「ファック!」もないもんだ。なんか見境いない変態エロガキみたいに書き散らかしてるが、作品の雰囲気は凄く良い。二人の関係がいつ見つかるかヒヤヒヤしたが、主人公の両親が理解ある人たちでなんかホッとした。劇中、男性のギリシャ彫刻見て「官能的」と評する父の、さらっとした告白にもグッとくる。
紫煙

紫煙の感想・評価

4.0
決して知的な人間ではないけれど、インテリジェンス(知性)に引き寄せられる傾向が私にはある。そういう自分をどこか恥じていて…

"知"は、権威主義や支配欲、排他性へと簡単に流れていってしまうからで、そうした傾向が、スノッブ(俗物)と言われる理由だろうと思う。

映画に限らず、通(つう)と呼ばれたり、自認している方達も、よほど気をつけないと危ない。知のもつ俗物性から逃れるのは、本当に難しいから。

そして、この映画で描かれる主要人物は、全員、知的な人間。

父親は大学教授で、母親もドイツ語訳のフランス小説を、その場で訳しながら読める人。17歳の息子のエリオも読書家で、リスト風/ブゾーニ風などの編曲を即興で弾くなど知的で、オリヴァーも博士課程にある知的な青年。

現実世界では、鼻持ちならない人間たちがこの領域には数多くいる。しかし、映画で描かれるこの美しさの秘密は、間違いなくインテリジェンス(知性)によるもの。救われるような思いがした。

北イタリアの白昼に浮かぶ景色の彩り、所々で登場する艶やかな車たち(フィアット、アルファロメオ、シトロエン)、引き揚げられるギリシャ彫刻のあるがままの美しさ、そして多言語(フランス語、イタリア語、英語、ドイツ語)で交わされる音節の豊かさ。

ちなみに、エリオが弾くピアノは、ベーゼンドルファーというドイツの銘器で、制作年の古いグランドピアノ。木質系の倍音の響きが、映画から伝わってくる。

また、エリオには映画の間、よくハエのような虫がとまる。けれど彼は、殺さない。ある時は息を吹きかけ、エンディングでは、とまるがままにしている(偶然だろうか? ドストエフスキー『白痴』のナスターシャにとまったハエを思わせて面白かった。しかし、ハエの演技指導って…)

LGBTの哀しみをモチーフの1つとしながら、むしろこの作品が描き出しているのは、そうした多様性の豊かさのように感じる。

そして、多様性を豊かさとして支えているのは、間違いなく人間がもつ知性なんだということが、この作品を見続けていくなかで心に広がっていく。

痛みや哀しみの感情を捨てるなという父親の言葉…

ことさらLGBTを1つの社会的な課題として扱うのではなく、知性によってもたらされる多様な豊かさに、そっと溶け合わせるような余韻が、この映画にはある。

ラストシーンで流されるエリオの涙。母親の呼ぶ声に、その涙の訳を隠そうとせずに振り返るエリオ。静かで優しいエンディング…本当にやわらかく静かで…

ある方とコメントをやり取りしている時に、その方が"多様性"という言葉を書かれた。私にとっては、深く考えたことのない言葉だったため、宿題にしていた。

多様性に関する私なりのささやかなお返事を、この映画のレビューとしてみます。

追記:
教授(坂本龍一)の音楽が使われているのが、ファンとしてすごく嬉しかった。そして、広場で使われるラヴェルの効果的で美しいこと…!
ゆに

ゆにの感想・評価

3.3
ただただ主演の二人と、北イタリアでのバカンスの様子が眩しく美しかった
息子の恋に対する親の向き合い方は こうありたいなと思えた。どんな事柄に対してもこんな風に程よい距離で支えになり話し合える関係でいたいなと。
3ca

3caの感想・評価

4.5
エリオは本当に幸福な男の子だと思う。良い恋愛ができて、気にかけてくれる友人と、理解のある家族がいる。苦い想いもして、そうしてエリオはすごく素敵な大人に成長するんだと思う。彼の涙がすごく美しい。
nono

nonoの感想・評価

4.1
正直なところ、私はアデルと比べてしまって、そっちの方が好きです。
でも、こちらも本当に素敵だと思います。