この大杉漣はとても良かった。
韓国映画にありがちなステレオタイプの悪役、日帝時代の日本人将校。こういう役を引き受けるのかぁ！と新鮮だったし、さすがの演技だった。
チェ・ミンシクに全然負けてなかった。
こういうキャスティングをしてくるパク・フンジョン監督の凄さを感じる。
朝鮮半島にはかつて野生の虎が生息し、人々は恐れながらも畏敬の念を抱き特別な存在として崇めてきた。
昔から美術品のモチーフ等に虎はよく使われてきた。
平昌オリンピックのキャラクター、白虎スホランもしかり。ちなみにソウルオリンピックのキャラクターも虎のホドリ。
前知識として、韓国人の虎に関する信仰みたいなものを知っておくと、より楽しめるのでは。
