M少佐

隻眼の虎のM少佐のレビュー・感想・評価

隻眼の虎(2015年製作の映画)
3.0
 「そんな物、総督府に送っておけ」

旧帝国陸軍が占領していた頃の朝鮮。
山の神とも呼ばれる大虎を倒すために地元の猟師や軍人も協力して山狩りをするも返り討ちに会う。
かつて朝鮮一と言われていた猟師は妻の死から猟師を引退し日本軍の要請も、のらりくらりと断っていた。
その息子は地味な生活に嫌気が差し日本軍の管轄の猟師団に入ってしまう。
あまりの進展の無さに日本軍が総力を挙げて動き出す。

これはファンタジーです。
日本軍が出ると、どれだけ酷い事をするのかと身構えてましたが、そういうお話ではありませんでした。
虎は良く出来ていましたね。
その他の山の動物達も良かった。

大杉漣さんが軍人のお偉いさんをやってますが、激昂するでも悪人でもなく逆に残念でした。
M少佐

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