まるちよ

ザ・リング/リバースのまるちよのレビュー・感想・評価

ザ・リング/リバース(2016年製作の映画)
1.6
初代リングを何故かもう一度リメイク。
ホラー映画無理な人でも楽しめるライトユーザー向けな、優しいリング。

そもそも、初代をリメイクする意味って何があるんだろうって思う。
ハリウッド版リングでは貞子じゃなくて「サマラ」なんだけど、今回もサマラってことは一応精神的な続編みたいな位置づけなのかな。
リングは作品として嫌いではないけど、貞子が実は虐待を受けてて可哀想な子で、彼女の望んでいることが何かを探っていくっていう流れが毎回どうも好きじゃない。
悲惨な生い立ちがあれば呪いで大量虐殺しても許されるのかって思うし、女性主人公が毎回貞子に同情する流れを見てると死んだ親友とか恩師が報われないだろ、って思う。
呪怨みたいな説得不可能な絶対的な恐怖として扱ってくれないとホラー映画としてスリルが無いのがとにかく不満。

過去のハリウッド版リングとは違って、主人公は大学生カップル。
大学の教授がビデオを発見して、見ると死ぬ現象をゼミで実験してるっていうトンデモ設定。
この設定こそが過去のリング作品と大きく違う点。
今まではのリングはビデオの呪いを周りが信じてくれず、主人公の孤独感が強かった。
だから、唯一信じてくれる先輩とかの存在が物語で重要なポジションを占めてきて、物語性が強かった。
一方今回のリングは、範囲は狭いけど結構な人数が既にビデオの呪いを知っている状態。
だから、主人公の味方が少ない分謎解きがメインに構成になって、恐怖シーンも少ない。

なんていうか、ホラーっていうより謎解きサスペンスみたいな印象を受けたのは上記が原因だと思う。
怪奇現象が起こる → ヒントがある → その場所に行き怪奇現象が起こって次のヒントが、って流れだから展開は早いけど怖くは無い。
女性とか子供でも適度に怖くて楽しめる映画になった感じかなー。

◆良いところ
- あれ・・・?無い。

◆悪いところ
- 怖くない
- 基本的に初代リングの流れに沿った進行なので飽きた
- 呪いのビデオの内容がヒントに沿ってアップデートされるっていう設定が最高に白ける
- ラストもクソ