グリーンツー

トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡のグリーンツーのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

高校生と銚子電鉄が駅伝で競争。で、それにまつわる人々の話。

「鉄道」と「ドラマ」というと、有川浩原作の「阪急電車」が思い浮かぶ。今回は「阪急電車」みたいな見ず知らずの人達が繋がる話ではないけど、やっぱり「心温まる」話に仕上がってる。

ヒロイン松風理咲、主題歌の植田真梨恵という新人の「初々しい」演技が中心にあって、それを富田靖子、有野晋哉、升毅、井上順といったベテランの「味のある」演技で支える。バランスの取れた配役になってる。また、高校生対銚子電鉄という組み合わせも、結果的に「新人対ベテラン」になっていて、その対比も楽しかった。

鉄オタではないけどこういうローカル線に乗って旅をするのは楽しいと思うし、銚子電鉄は勿論のこと、他のローカル鉄道も頑張ってもらいたいと思う。

話題性という面ではそれほどないかもしれないけど、この作品は好き。