tatemasyu

くるみ割り人形と秘密の王国のtatemasyuのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

始まりのわくわくが素晴らしかった。やはりチャイコフスキーは最高だ。みんなが知ってる「くるみ割り人形」のお話から映画独自のストーリーへの引き込み方が上手だった。気付いたらその世界観を受け入れてた。
おじさまの子どもたちへのプレゼントの渡し方が素敵。名前を辿っていくと自分だけのプレゼントが置いてある。あんなんやられたらどんなプレゼントでも嬉しくなっちゃうし素敵なプレゼントに思えるよね。クララへのプレゼントがくるみ割り人形じゃなかったところはまさかすぎて予想出来なかった。
第4の国に鍵を取りに行くところは廃遊園地に乗り込みに行くみたいだったから怖くて。ていうか第4の国関連のシーン、狂気じみてて怖かった。
クララの兵隊のときの衣装が可愛すぎてあの格好してみたい気持ちに。フィリップ大尉の化粧、唇の輪郭のゴールドが映えてて凄く素敵だった。
摂政4人いる癖に花の国と雪の国の摂政の影薄すぎることとか、どうやってシュガー・プラムはみんなを騙したのかとか、戦争を起こす前は遊びの国はどんな素敵な国だったのか想像がつかなかったりだとか、クララは簡単にネズミを信じ過ぎだとか、シュガー・プラムを左遷させるならお菓子の国の次点の人が摂政に就くべきだろうとか細かいところがざっくりしすぎててお金掛けてる割にはって感じだった。
好きだけど、次はないかな。
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