小さい頃、ホリデーシーズンはいつもくるみ割り人形を聞いていた。
チャイコフスキーの音楽に合わせてストーリーが語られるCDで、付属してついていた小さな絵本をめくり、あの夢の世界を何度もクララと冒険し胸をときめかせた思い出。
それをディズニーが映画化する。それもあのセルゲイ・ポルーニンが出演。久々にチャイコフスキーをDLし聴きながら劇場に向かった。
オープニングで映し出される俯瞰して見たロンドンの美しさったら!クリスマスの装いでヤドリギの下でキスするカップルが見えたり、クリスマスのときめきに溢れてる♡
出てきたクララは妖精のように可愛らしいお嬢さん。シーン毎に変わるドレスにもうっとり。
しかし…!!
衝撃的なほど話がつまんない!!
映像は豪華絢爛ディズニー金満なんだけど、とにかく話がつまんない!!(2回目)
チャイコフスキーももっと使って欲しかったなぁ…オリジナルストーリーだから馴染み深い曲を多く使うのを避けたのかもしれないけど、あまりにも少なかった。
そしてポルーニンさん、劇中ではほぼ踊りません。またたきした瞬間に通り過ぎるレベル。
でもアフリカ系黒人女性初のプリンシパルミスティ・コープランドのバレエシーンは本当に素晴らしい。これだけでも劇場で観てよかったと思ったし、さっきはちょっとでごめんね〜なノリでポルーニンさんのおまけもつきます。ファンのみんな最後まで諦めないで…!
ということでエンディングが一番興奮しました笑 そこだけまた観たい。