くるみ割り人形と銘打ってはいるが、だいぶアレンジしてる。けっこう別モノに仕上がってるね。まぁそこは良くも悪くもディズニークォリティかしら。
まずネズミ軍団が悪役で無くなった。でもこれも想定内。ハリウッドの常識としてカワイイ動物キャラを敵にして退治する訳が無いと思ったし、悪役にするならもっとクリーチャー然とする筈だからね。
そして一緒に見ていた友人は、「ディズニー（ネズミ王国）がネズミを悪役にはしないだろう」と言ってた（笑）ナルホド！！！
クララがドロッセルマイヤーおじさんの導きで不思議の国へ。この辺は比較的原作基準。ただクララが内向的性格。冒険を通じての性格改善が話の主軸になってるね。この辺は良い。
クララが女王の娘として活躍するが、ネズミの国へ軍服で乗り込む。
この軍服姿が超〜〜〜〜〜萌え〜〜〜！！！！
正直ドレス姿は全然気にならなかったが、華奢な身体と軍服のギャップ、紺ベースの上着に赤のスカートが最高にオシャレ！
そしたら敵味方の交代劇とか色々複雑に絡む。まぁ、くるみ割り人形映画の亜流の一つとして捉えているので特に気にはしない。これはこれで面白いよ。
話は正直言って凡庸だとも思うが、意外な展開もあるし楽しめる。
あと、バレエのシーンが凄まじく良かったな。黒人のバレリーナが踊るのだが、レベル違う美しさ。これだけでも見る価値ある！
