イタリアン・ホラー、ジャッロ(=イタリアン・サスペンス)の生みの親マリオ・バーヴァについてのドキュメンタリー。
インタビューに答える人々がジョー・ダンテ、ジョー・カーペンター、ティム・バートン等豪華。特殊メイクのカリロ・ランバルディや脚本家のイブ・メルキオールが出ていたのも嬉しい。
マリオ・バーヴァの作品とその製作背景、後の作品への影響が語られる。
『血みどろの入江』が『13日の金曜日』の基となっているという話で、『13日の金曜日』の監督のショーン・Ｓ・カニンガムがインタビューで影響を受けたと認めていたのに笑った。
そして『バンパイアの惑星』が『エイリアン』に似ているという話で、『エイリアン』脚本のダン・オバノンが低予算映画をイメージして書いたら、大作になってしまったという意見が出ていて、確かにそうかもと思った。
ドキュメンタリー内でマリオ・バーヴァの人柄についてもよく触れていた。明るく陽気な人柄が伝わってきて、写真でも変顔が多くて笑った。
