ロアー

31 サーティーワンのロアーのレビュー・感想・評価

31 サーティーワン(2016年製作の映画)
3.4
ロブ・ゾンビもデスゲーム映画とか撮るんだ・・・そんな第一印象でした。

ヒトラー崩れやハーレイちゃん崩れやジョーカー崩れなどなど、敵キャラが濃ゆくて結構面白い映画です(〇〇崩れしかいない)
ただし殺人シーンの詰めが甘くて、殺り方にエグさが足りなくてあっさりめだったのと、差し向けられる殺人鬼がみんな弱かったのが残念でした。

ジョーカー崩れの最終兵器ことドゥームズヘッドにはかなり期待してたんですが、「早く!早くしないと~!」って応援してたのに結局・・・もう!殺人鬼なんだからもっとちゃんとして!!
終わり方にモヤモヤが残りましたが、私だったら今度は殺人鬼側に誘う感じで終わりにしたと思います。

ところで私の中でロブ・ゾンビ監督はもうすっかりポール・W・S・アンダーソン監督と並ぶ"俺の嫁が今日も超絶美人監督"というスタンスなんですけど、ちらほら見かけるシェリ・ムーンがもうおばちゃんで無理やろって感想に対して問いたい。嫁を撮らなくなったロブ・ゾンビ作品を観たいのかと。今までシェリ・ムーンが演じてきたヒロインのスタンスが、ある時若い娘に変わってたらめちゃくちゃ失望すると思うんですよね。私はします。
監督には死が2人を分つまで嫁を取り続けて欲しい・・・
ロアー

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