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レザボア・ドッグスのAKのレビュー・感想・評価

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)
4.2
若干28歳のタランティーノの監督デビュー作。冒頭から最後までタランティーノ節全開。天才としかいいようがない。ティム・ロスの出世作でもある。ハーヴェイ・カイテルは本当に偉い。

個人的な興味でいえば、1992年公開というのが気になる。あえて「ニガー」という言葉が連発され、コンプトンも言及されるLAが舞台だが、このどうしようもなく暴力的な映画とLA暴動の関係はどう考えるべきだろうか。

アメリカ文学徒としては、コードネームが色というのはオースター『幽霊たち』を想起するが、こちらは当然オースターのほうが早い。
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