プロの強盗集団たちが、ひとりの裏切りによる窮地に追い込まれていく物語。
迫真の演技、会話のやり取り、駆け引き。
一人ひとりのスパイスがすごすぎて、映画の中のほとんどの時間、各演者のやり取りはほぼ、倉庫の中で行われているのですが、全く飽きません。
一見、血も涙もない強盗集団なのかと思いきや、
短い時間のなかで、ぞれぞれに築かれていくものがある。
とにかく全員並んで歩く冒頭のシーンがかっこいい。
ーー以下引用
最後、オレンジがホワイトに真実を打ち明けるシーン。
タランティーノによると、この時の二人の心理を十分に説明できるだけの言葉は英語に存在しないのだそうだ。しかし「日本語にはある」と彼は言う。それが「JINGI(仁義)」だ。