タキ

レザボア・ドッグスのタキのレビュー・感想・評価

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)
5.0
低予算の事情を逆手に取ってこんな面白いものが作れるんだと震えるような気持ちで見た100分間。意味のないバカ話を延々と続ける冒頭の部分でタランティーノの描くそれぞれの性格づけの確かさが見てとれる。そしてオープニング"Little Green Bag" ね。カッコイイ〜と心の声が思わず口から漏れる。イケオジっていうのとちょっと違うかもしれないけど色気がスゴイよね、このおじさんたち。ハーヴェイ・カイテルとかどうしたことかと。死にかけのミスターオレンジの頭にクシいれてやるとこなんかシビれた。ミスターホワイトとオレンジのこのあたりのやりとりがあってのラストシーンなんだなぁ名前を聞くことの意味までも変わってきちゃう。上手いし、上手いし!(2回言う)グッとくる。
タランティーノをなんとなく敬遠してたのもったいなかった。ホント見てよかった…(噛み締めてる)
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