1983年に作られたジョージ・ルーカスの解説入りのドキュメンタリー映画です。
ナレーターはマーク・ハミルが務めています。
実はこの作品だけは何故か2011年に発売されたコンプリート・サーガ国内盤ブルーレイBOXの9枚目のディスク(特典DISC-3)に収録されていないんです!
ちなみに旧3部作の他のメイキング・オブ~シリーズは95年に単体として再販されているのに、本作だけは再販されてません。なぜでしょう。
一応1995年に発売されたトリロジー・ニューボックスのコレクターズセット(Laser-Disc)には封入されたらしのですが、、、
けれども運よくヤフー!ショッピングでレンタル落ちのVHSを手に入れることができました!
安く手に入れられたのは本当にツイてました。これもスターウォーズとの運命なのかもしれません。
さて、前置きが長くなりましたが、ここからレビューに入ります。
まず、スピードに重点を置いて作ったというだけあって、砂漠でジャバと対決するシーンなんかあれだけボリュームがあるのに、実際は2~3分というから驚きです。
次に気になったのはジョージ・ルーカス監督が解説をしながらも、ちょいちょい不平を漏らすんですね。
「このシーンはもっと~したかったが、お金と時間が足りなかった」などと言った感じです。
今思うと、この頃からいつか特別篇を作ろうと思ってたのかもしれませんね。
そして最も興味深かったのはジャバザハットの製作過程です。製作費に50万ドルかけただけあって気持ち悪さも大きさも一級品です。しかもあれだけ大きいので胴に2人、尻尾に1人、目は遠隔操作で動かしていたらしいです。たしかに人が数人集まってやっと動かせる代物ですよね。
あと好きだったのはエンドアの戦いがベトナム戦争をモチーフにしている点です。ハイテクに大して原始性が勝利を収めるという部分に多くの人が心を動かされたのではないでしょうか。