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トゥルー・グリットのJAMのレビュー・感想・評価

トゥルー・グリット(2010年製作の映画)
3.2
代償無しに得られるのは神の慈悲だけよ

訴訟大好きガールが父親の仇討ちの為、飲んだくれ保安官と共に憎き敵相手を追う話。西部劇はタランティーノ監督のDjangoくらいしか見たことないんですが、本作はイメージ通りの西部劇という感じでしたね。ブラックジョークでキャラを立たせるのが上手いなぁというのが第一印象。コグバーンとのバディ物と思いきや、マット・デイモン演じるテキサス・レンジャーも加わり繰り広げられる死を下す為の旅。意地の張り合いのシーンはくだらないないけど好き。
食料の話した後に無駄にすんなや。
マティ目線の物語だったのに、彼女が最初からある程度完成されてる人間だったのがちょっと不満だったかな。その割に詳細に過去が語られる訳ではないのでモヤモヤは残る。
ロードムービーとして見れる本作なんですけれど、話の流れが淡白で凄く面白かったかと言われると微妙。確かに終盤はいいけれど、裁判のシーンは要らない気がしたなぁ。満天の星空の下、馬で駆けるシーンが白眉。銃撃戦のシーンは少なめ...なのかな。うーん、西部劇を見てみようかな。
そんな感じで、トゥールグリッド。
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