とんでもなく酷い映画だが、1時間半レズビアンのセックスを見せてやろうという謎の気概は感じられた。
映像的に保っているところが一切ない。あの『ザ・マミー』でさえ、ソフィア・ブテラの一点で画が保っていたのに、エリカ・リンダーをもってしてまで画がまるで保っていないのは酷い。まるで俳優の良さを映せていない。またはリンダーが映画向きでないのか。
全てのカット、セリフが人物関係説明や場面説明に終始していて深さがなく見所がない。
そのため、ストーリーはシンプルなのにキャラクターや物語が見えてこない。ベラベラ過去という名の設定をセリフにしているだけ。
エリカ・リンダーは脱ぎまくって頑張っていたが、相手役の演技も酷く惨敗。