男勝りに大工として働く女性と、仕事現場近くに住むキャリアウーマンとの、女性同士の恋愛模様を描いた物語。ふと2人がBARで出会ったことから始まる官能ストーリーで、ネオン輝くBARでの出会いから独特の雰囲気が出ており、そしてお互いを求めていく様は官能的。魅力に満ちており、不純さのない美しさを感じる。女性同士の恋愛と、その障害を丁寧かつ繊細に、そして大胆に描かれているが、〝愛〟の要素は薄く感じる内容。本作での監督、プロデューサー、カメラマン、照明をはじめ、全員が女性スタッフで撮影された作品なだけあり、女性視点はとても強く感じる内容。