マッサージ屋2号店

ニック/NICK ラスト・フューリーのマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

3.0
やっとの思いで怨敵フィラト(エルダル・イルディス)を拘束したハンブルク警察のニック(ティル・シュヴァイガー)。
しかしテロ集団がテレビ局を占拠し、フィラトを渡せと要求してきた。
さらにレーベンブローク内務大臣(アルント・クラヴィッター)がフィラトにスキャンダルを握られ彼の抹殺を企んでいた・・・。

日本劇場未公開作品。
ドイツ製テレビシリーズ第4弾。

前作の直後からスタートする今作。
テロリストの親玉フィラトを捕まえ完結するどころか、さらに色んな思惑なりが重なり複雑な展開になっていきます。
ニック刑事にしてみれば元妻を前作でフィラトに殺され、復讐したいばっかにもかかわらず手を出せない。
むしろフィラト自身も前作で瀕死の状態になったのに生かしておかないとマズイというジレンマ。

なかなか面白かったですけど敵のキャラ達がニックを追い詰めてるわりには強さが際立ってない。
特に政治家が絡んでるなら、この政治家の非情さがもっと表れてると面白かったんですけどねぇ。

とりあえずこれで完結したのかと思いきや続編『アウトサイダー』があるとの事。
近いうちに見てみます(笑)