主人公は余命間近の母親に会うために10年ぶりに故郷戻ったゲイのコメディライター。
もうすぐ母親が亡くなるという事実を目の前にして見つめなおす親子関係と、自分自身について。
と、書くと結構ありがちな余…
仕事柄なのか、悲しいストーリーだけど、現実より凄くキレイに感じる。
在宅で看取る事の難しさを感じさせられたし、様々な葛藤を描いてて見入ってしまった。
素敵なセリフが沢山あった。
サクラメントって素敵…
私のおじいちゃんは幼い頃に癌で亡くなった。20歳すぎた今、もう1人のおじいちゃんが亡くなるのをみるのも辛かった。会うたび会うたびおじいちゃんじゃなくなっていった。今はおばあちゃんがどんどん老いていく…
>>続きを読むもう少しドタバタするのかと思ったら、なかなか家族の葛藤が描かれた話であった
深刻な中に滑稽さがあり、主人公と世間のズレなんかもその中の一つなのかもしれない
母が好きに生きろと言ったのはそこを言いたか…
ゲイ映画だが、どちらかというとゲイ本人と言うよりは家族との関わり方を描いた映画。
「冴えない、そしてエキセントリックなところがない等身大のゲイキャラクター」が米国産としては新鮮で、インディ映画らしい…