本作、よくあるって言えば、よくあるネタなんだけど、最近、こんなコメディ含みの強盗ものって、ありそうであまりない。ソダーバーグ監督、前作の「サイド・エフェクト」が最後の劇場作品とのふれこみだったけど、色々あったようで。この監督ならってことで鑑賞。
ダニエル・クレイグを久しぶりに観れて、嬉しい限り。囚人服が妙に似合っている。そして、あの爆弾。ホントに威力あるの？コミカルなトークも際立っていた。
チャニング・テイタムとアダム・ドライバーも息のあった、兄弟を熱演。兄が元アメフトのスターだが、足を故障。弟は兵士だったが、片腕をなくして。それで落ちぶれるんだけど、何とかしたいって、意欲は見せている。そして、弟の店でいちゃもん付けられて、「カリフラワー」の発動。(何故、カリフラワー？)これに相当怯える弟。「ローガン家の呪い」があるらしい。何かハチャメチャだけど、いい。
それと、兄が家に掲げていた10カ条もユニーク。これに準じて、義賊のような振る舞い。でも、裏はあって・・・。
こんな本作の脚本は、レベッカ・ブラント。これが初の脚本とのことだが、イケテる。今後も注目要。
