吉田ジャスティスカツヲ

アンチャーテッドの吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

アンチャーテッド(2022年製作の映画)
4.5
観ている間は高揚感‼️しかし、次の日にはどんなハナシだったか覚えていないような…
【今年の元気ですかああぁ映画枠💪】ですよ。


『インディ』『パイレーツ』など秘宝アドベンチャーの魅力をふんだんに盛り込み『ダ・ヴィンチ・コード』のような暗号解読も混ぜ、既視感のないアクション快作に仕上げてきました😂
いったい何でこうなったw冒頭の突発的な超絶シーンから、クライマックスバトルまで、スペクタクル演出にチャレンジ精神が溢れてきます👍


絵もセリフもとてつもない情報量、それでいて整然と観客に理解させるルーベンフライシャー監督の流儀が、ここでも生きてきます。
命のやり取りの最中にジョークや皮肉、まっとうな主張など多彩なセリフを言わせつつ【しっかりキャラを魅力的に見せる】のが巧いです。

製作総指揮も務めるトムホランドが…
一人でネクタイ結べないわ、
バーテンダーのくせに高級ワインの飲み方を知らないわ、
船舵握るなりジャック・スパロウの真似したかったわと、母性くすぐりまくりで【ヒーローもヒロインも独りで兼ねる】自分の持ち味を理解してるかのように、全身演技で好印象。
そうしてスパイダーマンを重ねたくなる、壁登りや相手との追いかけっこを観るにつけ、一人の俳優の個性を楽しむという、映画ファン向けなアピールを実感。

シェイカー🍸を持つ軽やかな所作や、周囲から“いじられる”姿も含め、トムホSHOWな味わいでした。