ゲーム未プレイだが、その噂は当然聴いていた。
その評判から想起していた「映画的に魅せるド迫力アクションシーンが織り込まれた、軽やかな語り口のトレジャーハンターもの」という印象、うん、まさにその通りの映画だった。
ということで「軽く観られるアクション映画」的にあまり特大の期待をしていなかったこともあり、満足度はかなり高し!
冒頭から半ばコメディー領域に近接するレベルでのド迫力シーンが展開され、終盤まで緩急つけながらテンポよく話が進んでいくもんで求心力も失われず、この手の映画としては完全なる合格点では。
脚本の中身に立ち入っていくと色々ある。
・クロエの最後の取扱いどうにかならんかったんかい。
・サリー影うっす。演出等を通じてもう少し魅力な人間として表現できるはず。
・バルセロナの地下シークエンス、「一生懸命探索した結果、こんな生活に近いところに行きついたんかい!!」っていうお話は魅力的だったけど、途中だけじゃなくて最後の最後まで人間の生活圏に近いところにお目当ての品があって、「数百年見つかっていない」ていう事実のリアリティーを毀損。
等々。
ただ、まぁ、アクションが楽しかったので良いです。
あと、トム・ホランドが役柄と超マッチしていて魅力的だったのと、タティ・ガブリエルっていう役者さん初めて見たけど雰囲気あり過ぎ。一番印象に残りました。
次作もありそうな終わり方だったけど、満足したので次も観ます。