このレビューはネタバレを含みます
丁寧に作られている。
バンドメンバーの4人と、生徒会長の
メインの5人のキャラクター良かった。
太陽のように明るく、天真爛漫なヒロイン、
硬派な主人公、
陰キャラだった女の子、
芸術肌な変態くん、
敵のようで、普通に優しく仲間になる生徒会長。
良く機能してた。
「好き」って気持ちを、伝えた事で拗れてしまった後悔を、変えるために奮闘し、
その結末が「私も同じ気持ちだったよ」って手紙の文章が変わっている。
映画的に、ええやん!
ラストの雪の画も好き。
全体の内容は、きゅんきゅん学園モノな感じだが、
丁寧に芝居を作って、演出されてるから、
ちゃんと映画。
ちゃんとした映画になってる。
ちゃんとした映画になってる分、なんかちょっと違和感感じたところもある。
この監督のこうゆう世界観で
もっと人間くさい作品を観てみたい。
好みの問題や。
村上虹郎さんのプロモーション映画…。
であれば、俺は武正晴監督の銃の方が好き。